黄昏の契約U




三(承前)



 不意に、喪服の女はくすりと笑った。
「封印することは出来ないけれど、制御出来るように導くことは可能よ」
「何?」
「ちゃんと制御すれば、見たくないものはある程度見ずに済むようになるわ」


「それは、今まで通りということか?」
 喪服の女は首を横に振った。
「そうではないわ」
 否定し、喪服の女は少し思案して呟く。
「説明しても分かり難いでしょうね。実際、見た方が早いわ」


 そして、彼女は彼の足元を指差した。
 促され、彼は危ぶみつつ、視線を足元にやる。
 そして、彼は息を呑んだ。


 彼の足元に縋り付くように嬰児がいた。
 ただの嬰児ではない。
 体は半透明で全身が濡れているようだった。


「なっ!」


 その瞬間、嬰児の視線と彼の視線がぶつかる。



 一瞬の眩暈。



 それが去った後、彼は赤く輝く水底に漂っていた。


 安心感を与える温もりと感覚。
 規則正しい心臓の音と砂嵐にも似た流水の音。


 彼は自分が羊水に包まれた嬰児であることに気付いた。
 何故、と思うより早く激しい痛みが襲ってきた。


「くっ!」


 痛みの原因である圧迫感は外側からかかっていた。
 抵抗することも出来ず、圧迫感は彼の全身を苛んだ。
 意識が引き摺られ、捻られて引き裂かれる。


 このままでは死んでしまう。


 そう思った瞬間、目が何かに覆われ、世界が闇に変わり、痛みが消える。
「!?」
「落ち着いて。意識をゆっくりと閉じるのよ。自分のことを思い出して。貴方は誰?」
「私、は……」


 彼が自分の名を口にした瞬間、感覚が元に戻る。


 目を覆っていた柔らかな白い手のひらが離れた。


「……何をした?」
 低い問い掛けに手のひらの主は小首を傾げた。
「何を? 私は貴方を助けただけよ」
「嘘を吐くな」
「失礼ねえ。嘘ではないわ。今、死にかけたのは貴方が持つ聖眼の力のせいよ」
「――」


 疑惑の眼差しに喪服の女はそっと溜め息を吐いた。
「貴方はこの嬰児に同調してしまったの」
 そう言って喪服の女は半透明の嬰児を抱きかかえた。


 重みを感じさせない動作は嬰児が生きていない証だった。


「同調?」


 喪服の女は嬰児をあやすように揺らしながら説明した。
「聖眼とは人外の存在を見る力。この場合の『存在』とは私たちや精霊だけでなく、死霊や残留思念、そういった曖昧なものまで含むわ。聖眼で見過ぎると、自分と相手の境界を失って同調する。そして、記憶や感情、心を共有してしまう。それが良い時もあれば悪い時もある。制御できるようになれば、これだけは見えなくなるわ」
 そして、喪服の女は視線を彼に向けた。


「貴方はこの子の何を見たの?」
「見えてなかったのか?」
「私に聖眼の力はないもの。私は知っているのは貴方がこの子と同調して、魂つまり心だけ死んでしまいかけたことだけ」


 かすかに眉根をひそめながら、彼は自分が見聞きしたことと感じたことを告げた。
「……そうなの。この子は産まれる前に死んでしまったのね」
 ひどく哀しそうな声で告げられた内容に彼は驚愕した。


「死産――?」

 では、嬰児の体を濡らしている水は羊水なのか。


 彼の戸惑いも余所に、喪服の女は嬰児を抱いたまま歩き出した。
「どこへ、行く?」
「この子を『生命の環』に還してあげるのよ」
「何だ、それは?」


「すべての始まりと終わりを導くものよ。世界に生きる生命はすべて繋がっているの。誰も知らなくても、それが事実。還ることを拒むのはその者の自由だけど、この子は何も分かってないから」


 彼は喪服の女の後を追った。
「分かってない? 何を?」


 喪服の女との会話のコツが少しずつ分かってきた。
 とにかく、言わなければ伝わらない。
 人外の存在である女は自分が何を疑問に思っているのか嫌なのか察しようとしない。
 もっとも、訊いたところで返ってくる言葉は何処か釈然としないものばかりだが、何もないよりマシだろう。


「何もかも。自分のことも、産まれずに死んだことも、何も知らないから次に進めないの」
 喪服の女は墓地の中にある神殿の側に設置された泉に着くと、静かに嬰児を浸した。
 そして、ゆっくりと優しく洗っていく。


 それまで乾くことも落ちることもなかった羊水が拭われ、嬰児は綺麗な体になる。
 そして、喪服の女は自分のベールを取って、嬰児を包んだ。


 漆黒の産着。
 産まれる前に死んでしまった魂を包む闇の衣。


 喪服の女は不吉なまでに美しい顔に、柔らかな笑みを湛えて歌うように嬰児に囁いた。


「おめでとう。此処からが貴方の始まりよ。大丈夫、何も心配しなくていいわ。貴方の生は余りにも短くて、何一つ手に入れる前に、何一つ世界に残さず、終わってしまったけれど、私が此処にいる。私が、貴方がいたことを覚えているわ」


 それは優しい慈愛に満ち溢れた声音だった。
 鮮やかな紫と清らかな翠の瞳は優しい光を宿していた。


 赤く染まる西の空に沈んでいく夕陽。
 その光を照り返す泉の輝きに包まれた喪服の女。
 妖艶な光景、しかし相反するものも確かにそこに存在した。


 彼は我が目を疑った。不吉の象徴ともいうべき喪服の女が聖母に見えた。


 闇の聖母。


 グナーデ
 慈悲の名を持つ人外の存在。


 似合わないと思った名が相応しいと彼は初めて感じた。


「新たな生へと旅立つ貴方に祝福を」


 喪服の女が嬰児の額にくちづけた瞬間、その小さな体は白い光の粒子へと転じ、掻き消えた。


「!」


 中身を失ったベールがひらりと地面に落ちる。


 何が起きたのかと尋ねるまでもなかった。
 喪服の女が語っていたことを考えれば、すぐに分かることだった。


 地に落ちたベールは風に吹かれて、拾おうとした喪服の女の手を擦り抜け、古い納骨堂の扉の取っ手に引っかかる。


 それを見た喪服の女は柳眉をひそめた。
 冴え渡る月のように冷たい眼差しを古い納骨堂に注ぐ。


 訝しげに彼も見やると扉の辺りに陽炎のような揺れが見えた。
 それは一ヶ月前にも見たものを彼に思い起こした。



「……歪み?」



 しかし、次の瞬間、歪みは消え失せていた。


 今のは見間違いだろうか。


 彼が悩んでいる隙に喪服の女は無言で歩き出し、納骨堂の扉の前に立った。
 そして、ベールを手に取り、そのまま扉に触れた。


 重厚な鉄作りの扉が音もなく一人分の隙間を開けた。


「おい、入る気か?」
 振り返りもせず、喪服の女は答えた。
「ええ」
「……もう、そこには見ないぞ」
 一応彼が教えてやると、喪服の女は肩越しに振り返り、くすりと笑った。


「では、先程のは見間違いではないのね?」
「!」
「私だけなら見間違いと考えてもいいけれど、聖眼の所有者である貴方も見たなら」
 すう、と喪服の女は双眸を細めた。
「違うわね」


 そこに宿った響きはいつになく真剣なものが宿っていた。
 それを察し、彼は驚きに小さく目を見開いた。


 余裕がないというわけではない。
 だが、いつものような微笑みがない。


 いや、もしかすると、一ヶ月前もそうだったのか。


 あの時、自分は気が立っており、喪服の女の声音は覚えていない。
 顔もベールに隠されていたから、分からなかった。


 薄手のベールは如何なる力が働いてか、いつも喪服の女の素顔を完璧に隠していたのだ。


「一緒にいらっしゃいな。きっと聖眼の制御の練習になるわよ」


 そう誘いかけ、喪服の女は顔を納骨堂の方へ戻した。
 そして、迷いのない足取りで歩き出した。


 聖眼の制御の練習になると言われては行かない訳にはいかず、彼はその後を追った。


 喪服の女は手近に置いてあった燭台に火を灯した。


 古い納骨堂は湿った土とカビの匂いが漂い、陰鬱な空気が充満していた。
 高い位置に作られた小さな窓からは夕陽の赤い光がわずかに入っていたが、それが逆に堂内の闇を深めていた。


 その闇の中にうっすらと浮かぶものに彼は眉をひそめた。


 薪のように積まれた骨の上には埃が被っており、頭蓋骨は別に山積みにしてある。


 余り気分のいいものではない。
 不意に、風もないのに、燭台の火が消える。


「!?」


 その瞬間だった。

 苦悶に歪む蒼白い人面が二人の周囲に浮かび上がった。
 そして、白い軌跡を描いて、突如、襲い掛かってきた。


 彼は驚愕に息を呑み、咄嗟に避ける。
 しかし、避けた逆の方向からも人面が襲ってきた。


「っ!!」


 来るであろう痛みを覚悟し、目を瞑るが、待っても痛みは訪れなかった。
 訝しく思い、目を開けると、そこには金色の光の障壁に阻まれ、固まっている人面があった。
 彼は慌てて体勢を立て直し、状況を確認した。


 金色の光の障壁は彼と喪服の女を囲み、半球体を作り出して人面から二人を守っていた。
 それを支えるように喪服の女は持った右手を頭上に掲げたまま、彼に言った。
「彼らを指揮する者がいるはずよ。探しなさい!」


「お前に命じられる覚えは」
 ない、と答えようとした彼を制して、喪服の女は異色の双眸を細め、冷徹に告げた。
「そう? なら、私が貴方を守る理由はなくなるわね。足手纏いにいつまでも関わっていては不利だもの」


 その瞬間、彼は叫んでいた。
「誰が足手纏いだッ!」
 そして、彼は素早く視線を周囲に走らせた。


「意識を集中して、見ようとするのではなく感じようとした方がいいわ」


 落ち着いた声音は皮肉にも、彼に冷静さを取り戻させた。
 ゆっくりと呼吸し、意識を集中する。
 全身の感覚が外の世界に開いていくような奇妙な錯覚がした。闇にしか見えなかった視界が明瞭になる。そして、彼は見つけた。


 人面の群れに紛れるように闇の一角に、髑髏の顔をした白い老人が立っていた。


「右手、奥から二本目の柱の横だ!!」


 喪服の女はすぐに反応した。
 彼に向かってベールを投げつけると同時に走り出す。
「何をっ!?」
 顔に被さったベールを取った彼は淡く輝くそれを見て、その行動の意味をすぐに悟った。


 喪服の女が動いた瞬間、金色の光の障壁は消えていた。
 しかし、投げつけられたベールが障壁の代わりを為すらしく、人面の攻撃は阻まれていた。


 喪服の女はいつの間にか手にした漆黒の刃に金の柄の短剣を閃かせ、行く手を阻む人面たちを斬り付けながら擦り抜けた。
 そして、柱の横の立っていた髑髏の老人の首を左手で掴み、柱に叩き付け、短剣の刃を喉元に当てた。
 その状態を保ったまま、首を巡らし、人面たちに叫び命じた。



「退きなさいッ!!」



 鋭い一声はすべての動きを止めた。


 深い憤りに煌く異色の双眸に見据えられ、人面たちは慄くように消え失せる。
 それを見届け、喪服の女は視線を髑髏の老人に戻した。
 そして、薄い冷笑を浮かべた。


「この私に襲い掛かるとは、それ相応の覚悟があってのことでしょうね?」


 自分に向けられたものではないと知りつつ、彼は背筋が震えるのを感じた。
 人面たちの襲撃より、喪服の女の方が余程恐ろしい。


 喪服の女は冷笑を浮かべたまま、短剣を持った右手を上げ、逆手に持ち替えると、そのまま髑髏の額に狙いを付け、振り下ろそうとした。
 その瞬間。



――助けて、下さい……。



 掠れた声が届いた瞬間、喪服の女は動きを止めた。
 刃の先端は紙一枚の隙間を残して宙に留まっている。
 しばらくして、喪服の女は掴んでいた首を離す。


 彼はそれを信じられない思いで見た。
 命乞いなど聞くような相手ではないと思っていた。
 しかし、次の瞬間、彼は喪服の女が命乞いを聞き入れた訳ではない事を知る。


「……何から助けて欲しいというの?」


 その美貌に冷笑はすでに浮かんでいなかった。
 何事もなかったような様子で、喪服の女は答えを促した。


――最近になって、歪みを纏う者が、此処を訪れるのです。


 喪服の女の顔がかすかに揺れた。


「歪みを纏う者?」


――はい……。喪服を着た、若い女です。


 髑髏顔の老人の言葉に喪服の女はくすりと笑った。
「あぁ、それで私と彼女を間違えたのね」
 その瞬間、彼はどきりとして、眉をひそめた。



 喪服を着た、若い女――見間違い。



 記憶に重なる言葉に動揺する自分に、彼は疑問を感じた。


 喪服を着た若い女など彼女一人ではない。
 彼女が関係していると思うのはただの気の迷いだ。
 偶然に過ぎない。


 そう自分自身に言い聞かせながら、彼は何処か釈然としないものを覚える。
 彼女がそうだという理由はない。
 ないのだから、気にする必要はない、そのはずだ。


 彼の戸惑いに気付いた様子もなく、喪服の女はすぐに笑みを消して、短く続きを促した。
「で?」


――女は此処から骨を持っていくのです。そして、来る度に女の纏う歪みは大きく、我らを変質させる。


 そして、髑髏顔の老人は静かに訴えた。


              つかさひめ
――どうか、お助けを。慈悲の司姫……。


 その言葉を受けて、喪服の女の表情が微妙に変わる。
 色違いの双眸をわずかに細め、緩やかに笑みを浮かべながら、彼女は告げた。


「歪みを見過ごすことは出来ないわ。安心なさい」


 そう言い放ち、右手の短剣を瞬時に消して、喪服の女は踵を返した。
 そして、立ち尽くす彼に向かって言った。


「此処を出るわよ」







 納骨堂を出た時、外はすっかり夜の闇に包まれていた。


 大して時間が経っていないと思っていた彼は、そのことに驚いていると、喪服の女は小さな溜め息を吐いた。


「いい加減にしてくれないかしら?」
「?」
 苛立った様子のそれに、彼は訝しく思い、喪服の女を見た。
 そして、息を呑み、硬直した。


 紫と翠の双眸が彼を見据えていた。
 不吉なまでに美しい美貌は厳しく、鋭い刃を思わせる。


「歪みを纏う者に心当たりがあるなら、さっさと仰い」
「――何のことだ」
 喪服の女はかすかに口端を歪めて笑い、そして音もなく宙に浮かび上がり、彼の襟首を掴んだ。


「いいこと? 私、いえ私たちは『歪み』に関しては寛容に出来ないの。『歪み』とは即ち世界の理から外れたもの。どんな小さなものでも、放って置くと『歪み』は大きくなり、世界を破滅に導く。私たちはそれを望まない。望めるはずがない。だって、私たちは世界から生まれたんですもの。だから」
 すう、と喪服の女は双眸を細めた。
「手段は選ばないわ」


 偽りも沈黙も許さない眼差しに彼は身の危険を感じた。


 目の前の存在はおよそ生死に無頓着だ。目的のためなら何だってするだろう。
 一ヶ月前、『歪み』を見つけるために自分を利用したように、今度もおそらく退きはしない。
 抵抗したところで、どれだけ効果があるのだろうか。


 彼はかろうじて視線を逸らした。


「……心当たり、という程のものではない」
 喪服の女は微笑みを浮かべた。
「では、何?」

 鋭い追及に彼は眉をひそめて、ゆっくりと墓地に来る前の出来事を話した。
「――だから、『歪み』は見ていない。気のせいだ」

 そう彼が言い切った瞬間だった。

 喪服の女は彼から離れ、嫣然と微笑んだ。
 そして、小首を傾げた。
「聖眼の力を上手く扱えていなかった状況でのことだわ。今度はどうかしら?」


 彼は息を呑んで、喪服の女を見つめた。
 喪服の女が言いたいことは分かった。


 先程の一件で、彼は聖眼の使い方を理解した。
 いや、体得したというべきだろうか。
 その上で、見れば事の真偽が分かると彼女は言いたいのだ。


「どうして私がお前に協力しなければならない?」
 低く告げた言葉に喪服の女は薄く笑った。そして、事も無げに言い放った。
「別にいいのよ。聖都にいる、すべての喪服を着た若い女を殺してしまえば済むことだもの」


「っ! お前には良心の呵責というものがないのかっ」
 少しは見直していただけに、その発言は彼の気に障った。


「まあ、嫌だわ。あるに決まっているじゃない。少なくない未来を断ち切るのですもの。とても、そう、とても心が痛むわ」
 しかし、その声音には動揺の一欠けらもなかった。
「けれど、彼女らの未来も世界が在ってこそ。今の命が終わっても、世界が在るならば『生命の環』に還り、そして流転の果てに新たな未来が与えられる」


 喪服の女は傲慢な程に美しい笑顔で彼に問い掛けた。
「それに、私に良心の呵責を問うなら、貴方はどうなの? 貴方の聖眼があれば、犠牲は――断ち切られる未来は最小限なのに」
「ッ!!」
 彼は絶句し、喪服の女を睨み付けた。


「……貴様、性格が悪いぞ」


 くすくす……と喪服の女は笑った。


「手段は選ばないと言ったはずよ。私は万能ではないもの。私独りで出来ることなんて限られているわ」


 しばらくして、彼は苦苦しい表情で、小さな溜め息を吐いた。
「せめて、殊勝に協力を願えないのか?」
 彼の呟きを聞き咎め、喪服の女は不思議そうに言った。
「お願いして欲しいの?」
「――別に」


 不機嫌な態度で答える彼を見て、不意に喪服の女は軽やかに笑い出した。
「本当に人間は愚かだこと。つまらない意地を張って、自分の行動を自分で制限して」
 不快を感じて、彼は眉をひそめた。
「何のことだ?」


 喪服の女は笑いながら、小さく呟く。
「その上、無自覚なのだから、本当に人間は愚かで――愛しいこと」
 そして、喪服の女は笑いを収め、真顔になる。
「まあ、いいわ。理由が欲しいならあげましょう」
「何を言って」


「貴方の聖眼の力を貸して。一刻も早く『歪み』を見つけるためには貴方の協力が必要だわ」


 その言葉に彼は言葉を失い、喪服の女を凝視した。
 殊勝とは言い難いが、初めてまともな言葉が出たことに驚きを禁じえなかった。
 真顔のままで自分の答えを待つ相手に気付き、彼は驚きを溜め息と共に吐き出し、短く答えた。


「分かった」


 その瞬間、喪服の女は柔らかな微笑みを浮かべた。




       




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